保護者各位
未會有の災禍の中、保護者の皆様におかれましては大変なご苦労をされながらも園の運営に多大なるご協力を頂いている事、心より感謝申し上げます。
さて横浜市内におきましては昨年末までに41園の園が新型コロナ感染症によって休園の措置をとりました。しかしながら年が明け1月6日までにその数が60園に急増し、急激な感染の広まりに戦慄を感じるところです。緊急事態宣言は発令されたものの、園児・職員を感染から守る手立ては示されず、このままでも保育崩壊も現実味をを帯びてきます。手遅れになる前に、横浜市私立園保育園園長会より保育園こども園利用の皆様に感染拡大防止のためのご協力を以下の通りお願いする次第です。
以下の方は登園を見合わせて頂くようにご協力をお願い致します
園児・保護者・同居される方が
1・発熱・のどの痛み・咳など・新型コロナ感染症が疑われる症状がある場合
2・少しで体調に異変を感じた場合
3・濃厚接触となった場合、または少しでも濃厚接触者と疑われそうな場合
4・経過観察を行っているため自宅待機している場合
登園を再開する場合
園児・保護者・同居される方が
1・陽性者であった場合はPCR検査にて陰性を確認後登園を再開頂くようにお願い致します。
2・濃厚接触者であった場合は経過観察後できましたらPCR検査にて陰性を確認後登園を再開頂くようにお願い致します。
お願い
「療養終了後に勤務などを再開するにあたって職場などに陰性照明を出す必要はない」と厚労省のホームページに記載がありますが、園はこどもたちにとって職場ではなく安全に過ごすための生活の場所です。そして密の環境は避けられません。職員が安心して保育を行うためにもPCR検査を受け、陰性であることを証明できる書類を園にご持参いただければと思います。
※細心の注意を払っていても誰もが陽性者になりうる可能性があります。今は新型コロナ感染症に「なりそうなとき」「なったとき」の迅速なかつ安全な確認できる対応が大切だと考えます。園児・職員が安心して過ごせる環境を維持できますよう皆様のご協力を切にお願い申し上げます。
なお、本通知は横浜市私立保育園園長会の独自のお願いであり横浜市の指導・決定等に基づくものではないことを念のため申し添えます。
令和3年1月12日
横浜市私立保育園園長会 会長 大庭良治